Linuxの日本語環境だと大抵の場合は日本語はすぐに入力できたりしますが,さすがはBSDだけあって簡単ではありません。そもそもFreeBSDではemacs上でしか日本語は扱わないことにして,それ以外は全部,macOSを使うという逃げをうってきたので最近のUNIX系での日本語入力環境についてはさっぱりわかていないというのもあります。
rootになって
pkg install ja-ibus-mozc
とやると関連ファイルもまとめてインストールしてくれます。pkgが終了するときにja-ibus-mozcからのメッセージということで.xinitrcにあれこれ記入するように,という指示が表示されます。しかし,当然ですが,それを追加しても正しく動きません。私のやり方が悪いだけかもしれませんが。
ここに書かれているとおり,メッセージが示す設定はどうやら,.xprofileに書くのがよさそうです。.xprofileの最後に以下を追記します。これらが何を意味しているかはまったく分かってません。
export QT_IM_MODULE=xim
export XMODIFIERS=@im=ibus
/usr/local/bin/mozc start
ibus-daemon -r --daemonize --xim
これでOSを再起動をしておきます(しなくてもよい気もする)。システム -- 設定 -- その他 -- iBusの設定とたどって設定します。
「一般」タブで「次の入力メソッド」はshift+spaceに設定しました。「入力メソッド」タブでは英語-英語(US)だけしか表示されていないので追加ボタンをおして「日本語」「Mozc」と押していくと「日本語-Mozc」というのが追加されます。ここまでやったらもう一回再起動します。
再起動すると上部のタスクバーにMozcが表示されます。クリックすると英語か日本語-Mozcが選べます。日本語を選ぶとMozcに切り替わります。これで,shift + spaceを叩くと英数字と日本語が切り替わるのかと思うとなぜかうまくいきません。Mozcに切り替わっている状態でタスクバーのMozcの部分をクリックするとメニューが表示されるので「入力モード」を選びます。「直接入力」が選ばれているので,「ひらがな」を選びます。これでShift + Spaceで日本語と英数字を切り替えられるようになります。とりあえず,Xtermとfirefoxで日本語が入力できることを確認しました。
普段使いへの道のりはまだまだ遠いです。
この記事へのコメント
garoo533
LIbreoffice以外は日本語入力はできるのですが。
日本語入力は ibus-mozcです。
fcitx-mozcも同様です。
officeのバージョンは24..8.03
GhostbsdはVirtualBoxの上に載ってます。