オールドレンズ

どこでどのように血迷ったのかよくわかりませんが,最近,レンズを買ってストレス解消をしている感じです。気がついたら大量のレンズが手元に集まってきています。最初は,M42の標準レンズだけ,と制約条件をつけていたのですが,そんなお約束は一瞬で忘れてしまって,やれALPAだ,やれContarexだ,とあちこちに手をだしてしまいます。Contarexというなら元祖Contax RFだろう,ってことに(なんの脈略もなく)なって,戦前のノンコートのsonnarだのtessarだのまで集まってくる始末です。

集まって来たレンズで写真を撮るのはよいですがうまく整理をしないと何がなんだかわからなくなってきます。古いレンズは電気接点がないから(当たり前),絞り値もレンズ名もexifには記録されません。忘れないうちにどこでどんな写真を撮ったかを整理しておくしかないので気に入ったショットをweb logにあげつつ,適当にメモをつけることにしました。

ところが,seesaaのweb logはアップロードできるファイル容量があまり多くありません。せっかく写真を撮っても,すごく画質を落としてアップロードしてもなぁ,というところもあるので,写真のためのweb logはBloggerを使うことにしました。贅沢をいわなければいくらでもアップロードできるはずです。もちろん画質はオリジナルよりも落ちますが,ものすごくダメ,というわけではないですし,Flickerがケチなことを言い出してあまり使いたい気分にはならないので,それならGoogleのbloggerでいいだろう,と考えました。

というわけで,ここに新たに写真のためのweb logを作って見ました。2, 3日に1度の割合でこつこつ写真を選んではアップロードしています。ここ1ヶ月以上はひたすらROKKORレンズのシリーズと化しています。さすがに毎日毎日写真を撮り歩いているわけではないので,間には過去の写真も適当に整理をして入れています。別にレンズの比較をしたいわけでもないのですが,やはり色々あると写りが違うことがわかって面白くなって来ます。でも,基本,「違いがわからないヤツ」な上に写真の技術もヘロヘロなのでなんだかなぁ,ということになっています。

でも,手持ちレンズのカタログみたいなことになってそれはそれで面白いかな,と思っています。

FreeBSD 11.3-RELEASEへアップデート

2019年10月31日朝9時(JST)をもってFreeBSD 11.2-RELEASE-p14のEND-OF-LIFEになった,ということで今後のセキュリティパッチも出なくなってしまいました。最近はますます変な人の攻撃を受けているので,いつまでも11.2Rを使い続けるわけにもいきません。12.1が出ているのですが,さすがにメジャーアップデートするにはクリーンインストールだよなぁ,ってことで萎えます。そこで,今回は,マイナーバージョンのバイナリアップデートを試すことにしました。

しかも,WordPressの5.3がリリースされたので5.2.4からupdateしようとしたところ,JSON PHP extensionがないよ,と怒られました。それで,しょうがないのでphp73-7.3.9用のphp73-json-7.3.9をインストールしようとしたのですが,その前に,

pkg audit -F

とやってみたら,php73-7.3.9はvulnerableだよ,というメッセージがでてしまいました。portsでは7.3.11がでていて,かつ7.3.11未満のバージョンはsecureじゃない,ということになっているようです。7.3.11のバイナリパッケージはあるのかないのかわかりませんが,11.2Rからではpkg search php73とやってphp73に関連するパッケージを表示しても7.3.11はでてきません。

という諸々の理由でやむをえず,11.3Rにアップデートしようと考えた次第です。

そもそも現役で運転中のサーバー上でいきなりやっちまって大丈夫なのか,という心配はもちろんあるわけですが,テスト用マシンを作ってテストするくらいなら12.1Rをクリーンインストールしてしまえ,って話なので,目をつぶっていきなりやっちまいます。

1. 11.2Rを最新版にする
freebsd-update fetch
freebsd-update install
とやって11.2Rを最新版にします。p14までアップデートしていたのですが,p15にアップデートするけど別に何もやることはない,みたいなよくわからんことを言われて何もインストールされないようです。リブートしてuname -aしてもやっぱりp14です。ただ,freebsd-versionでバージョンをみるとなぜかp15と表示されます。まぁ,この際,どっちでもよさそうなので先へ進みます。

2. 11.3Rをダウンロードする
freebsd-update -r 11.3-RELEASE upgrade
とやって何か聞かれたら目をつぶってyと答えてしまいます。パッチファイルが44720個もあるので,ダウンロードするだけでかなりの時間がかかります。もちろん,パッチをあてるのにも時間がかかります。/etcの設定のコンフリクトをなんとかしろ,何か叩けばviエディタが起動する,と言われます。私の場合はntpd.confだけが対象でしたがそのまま保存して終わりにしてしまいます。ほんまにええんか,と思いますが。

3. 11.3Rをインストールする
とりあえず,全部おわったらfreebsd-update installをやれ,というメッセージがでるので仰せのままに。
/usr/sbin/freebsd-update install
とやります。さらに
shutdown -r now
として再起動し,起動したらもう一回
freebsd-update install
します。これで,ユーザランドが11.3にアップデートされます。uname -aまたはfreebsd-versionを叩くとFreeBSD 11.3-RELEASE-p5にアップデートされていることがわかります。

4. パッケージのアップデート
パッケージをアップデートします。
pkg upgrade
freebsd-update install
最後のfreebsd-update installはsoファイルの削除です。最後にもう一回再起動して完了です。
shutdown -r now

5. 更新用ファイルの削除
/var/db/freebsd-update/filesディレクトリに大量にファイルが残っているので必要に応じて(サーバーの容量と相談して)削除します。
rm -rf /var/db/freebsd-update/files