職場の15 nodeのクラスタマシンには30TBのディスクアレイがMyrinetで繋がっていますが,ガスガス計算をしていたらいつのまにやらdisk fullになっていました。随分ひどい話ですが,たいていの場合,disk fullにならないと気がつかないものなのです。って言い訳にもなってませんが。
しょうがないので一部のデータをバックアップして消すことにしました。
4TBのHDDくらいでは焼け石に水ですが,余計なファイルをとりあえず消して,4TB x 2のバックアップでなんとか空き容量を確保することにします。クラスタマシンはすでにかなり古いため,ディスクアレイのサーバーにはusb 3.0がついていなかったので泣きそうですが,泣いている場合ではないので,裸族のお立ち台 USB3.0を接続して,WDのred 4TBのディスクをぶっさしてサーバーに接続します。HDDはsdcとして認識されたので,ここへどんどんバックアップしていきます。以下,その手順です。
1. parted -lとしてディスクの状態を確認して新品ディスクが/dev/sdcであることを確認します。
2. parted /dev/sdcとしてpartedの対話モードに入ります。
2.1 pをたたいてパーティションの状態を確認します。
2.2 mklabel gptとしてパーティションテーブルをGPTとします。
2.3 pをたたいて確認します。
2.4 mkpartをたたいてさらに対話モードに入ります。
2.4.1 パーティション名をダブルクオーテーションで挟んで入力
2.4.2 ファイルシステムはxfs (なぜか反映されないけど)
2.4.3 はじまりを0%と入力
2.4.4 おわりを100%と入力
2.5 これでpartedのプロンプトが返ってきたらpをたたいて確認
2.6 quitで終了
3. mkfs -t xfs /dev/sdc1としてフォーマット
4. mount -t ifs /dev/sdc1 /mntとしてディスクをマウント
あとはrsyncでバックアップすればOKです。
Linuxは慣れないのでちょっとドキドキします。