先日,自宅サーバーに使っているPCのFreeBSD 10.3Rのセキュリティアップデートをやって,pkg audit -Fとやったらsamba 3.6は危険だからダメよ,などと言われてしまいました。でも,気にせずupdateしなかったのですが,ふと,今日,sambaに接続しようとしたらMacOS XからもWindows 7からも接続できなくなっていました。
何か呪いがかかってしまったのでしょうか。
いや,いくらなんでも不便なので,復旧させねばなりません。この際,しょうがないのでsamba 4.4を入れることにしました。設定はここを参考にさせてもらいました。
下手に設定しない,という方針のもと,バイナリパッケージをインストールします。
pkg install samba44
とやります。勝手にsamba36は消されてしまいます。設定ファイルは特に触ることはないようです。最後に
Massage from samba44-4.4.16:
というメッセージが表示されます。設定ファイルが/usr/local/etc/smb4.confであること,データベース類は/var/db/samba4/であることが書かれています。
まず,rc.confを書き換えます。
# for samba3
###samba_enable=”YES”
# for samba4
samba_server_enable=”YES”
サーバーの名前というか起動スクリプトの名前が変わっているので,samba_server_enableをYESにします。
次に,設定ファイルを移行します。どうも,設定ファイルはsamba3のものがそのまま使えるようです。
cd /usr/local/etc/
cp smb.conf smb4.conf
とやってsamba4用の設定ファイルを作ります。単に,コピーしただけですが。
最後にユーザーデータベースを移行します。これは,ディレクトリが変わっています。samba3では/usr/local/etc/samba/だったのが,samba4では/var/db/samba4/private/になっています。
/var/db/samba4/private/は最初からできているので,samba3のデータベースをコピーすればOKです。
cd /var/db/samba4/private/
cp /usr/local/etc/samba/* .
設定ファイルにエラーがないかどうかの確認は,
testparm
とやればよいようです。Loaded services file OK.とか出ればよいのでしょう。
あとは起動するだけ。
service samba_server start
です。
これでMacOS XやWindows 7のクライアントからふつうにsambaが見えるようになりました。
よかったよかった...。
スキップ
北村薫の「スキップ」を読みました。
ちょっとまどろんで起きたら25年後の自分だった,という話です。17歳の心のまま25年後の自分に乗り移る,というお話。昭和40年代はじめごろの風物がいろいろ書かれていて,私も小さいころにその片鱗に触れていたので懐かしさもある一方で,なんだかすごく言葉が多くてもどかしいような感じもしました。ストーリーはそれはそれとして面白かったですが,なんか今どきのハリウッド映画のような結末を期待するとなんだかあっさりしているように感じてしまうかもしれません。そこがこの作品のよいところなのかもしれませんが。
「時の人」シリーズとしてこの後,「ターン」「リセット」という作品があるそうです。見つけたら読んでみようかな。
ちょっとまどろんで起きたら25年後の自分だった,という話です。17歳の心のまま25年後の自分に乗り移る,というお話。昭和40年代はじめごろの風物がいろいろ書かれていて,私も小さいころにその片鱗に触れていたので懐かしさもある一方で,なんだかすごく言葉が多くてもどかしいような感じもしました。ストーリーはそれはそれとして面白かったですが,なんか今どきのハリウッド映画のような結末を期待するとなんだかあっさりしているように感じてしまうかもしれません。そこがこの作品のよいところなのかもしれませんが。
「時の人」シリーズとしてこの後,「ターン」「リセット」という作品があるそうです。見つけたら読んでみようかな。
台湾ビール
先月,久しぶりに台北へ行って,ビールでも買おうとファミリーマートに入ったら,見たことのないデザインの缶ビールがありました。いつもは黙って台湾ビール(台湾のビールという意味ではなく,ブランドの名前です)の金碑(こちらは銘柄と言えばいいでしょうか。「一番搾り」みたいな商品名です)を買うのですが,この新しいビールはどうやら台湾ビールの生ビールらしいのです。
金碑は苦みが少なくあまり辛くないビールです。日本のビールはドライなものがはやって久しいですが,台湾ビールはちょっと昔風味のマイルドな感じで,台湾にあっているような気がします。バドワイザーみたいに水みたいなビールとも違います。で,生ビールの缶を売っているのを発見して速攻で買って飲んでみました。
はっきり言って,あんまり違いがわかりませんでした。まぁ,日本でも生ビールでも瓶ビールでもたいして違いがわからないのでそんなもんなのでしょう。

金碑は苦みが少なくあまり辛くないビールです。日本のビールはドライなものがはやって久しいですが,台湾ビールはちょっと昔風味のマイルドな感じで,台湾にあっているような気がします。バドワイザーみたいに水みたいなビールとも違います。で,生ビールの缶を売っているのを発見して速攻で買って飲んでみました。
はっきり言って,あんまり違いがわかりませんでした。まぁ,日本でも生ビールでも瓶ビールでもたいして違いがわからないのでそんなもんなのでしょう。
