Acroread 9がクラッシュ

FreeBSD 9.1RにはAcroread 9をインストールしたのはよかったのですが、ターミナルから

acroread &

とやってacrobatを起動するといちおう立ち上がるのですが、数秒すると

terminate called after throwing an instance of 'SQLiteUtils::SQLiteException'

というエラーを吐いてクラッシュします。調べてみると、どうも、Mac OS X serverでリモートユーザが使っている場合に同じようなエラーでクラッシュしているようです。解決方法は、adobeのフォーラムここにかかれている通りなのですが、当然、Mac OS XとFreeBSDとは全然ファイル構成が異なるためどうやればよいのかずいぶん悩みました。

結論から言うと、acroreadは起動するときに、ユーザーのホームディレクトリに設定情報などを書き込もうとしますが、ホームディレクトリがリモートディスクにある場合にエラーが発生するようです。当然ですが、NFSでマウントしているホームディレクトリにNFS clientのrootによる書き込みを禁止しています。したがって、もし、acroreadがルート権限でホームディレクトリにアクセス(書き込み)しようとすると失敗することになります。実際にルート権限で書き込みをしようとしているのかどうかはわかりませんが、いずれにしても、acroreadを起動させているコンピュータ上にユーザーの設定情報を書き込むようにしてやらなくてはならない、ということのようです。

ユーザーの設定情報は、~/.adobe/Acrobat/以下に書き込まれます。acroread 9の場合は、~/.adobe/Acrobat/9.0/というディレクトリの下にすべてかかれています。中途半端に起動しているので、既に何かかかれていますが、このディレクトリはすっぱり消してしまいます。

一方、ユーザーの設定情報を書くためためにサーバー上にそのためのディレクトリを作っておきます。ユーザーごとに異なる設定を書かなくてはなりませんので、ユーザーごとにディレクトリを作っておくのがよいと思います。また、パーミッションも正しく設定しておかなくてはなりません。どこにディレクトリを作っても良いのですが、わかりやすいところがよいと思います。

# cd /usr/local/Adobe/Reader9/JPN/
# mkdir 9.0
# cd 9.0
# mkdir USER_ID
# chown UID:GID USER_ID
# su USER_ID
% cd
% cd .adobe/Acrobat
% rm -rf 9.0
% ln -s /usr/local/Adobe/Reader9/JPN/9.0/USER_ID 9.0

このようにすると、acroreadは起動するときにホームディレクトリの下の.adobe/Acrobat/9.0/を参照しますが、実体はサーバー側の/usr/local/Adobe/Reader9/JPN/9.0/USER_IDにあるので、ちゃんと書き込みができてエラーが発生しません。

ユーザーの数だけディレクトリを作成しなくてはならないので面倒なことです。どうして、こういう仕様なのか意味がわかりません。最近のAdobeのソフトは傍若無人というかなんというか、設定をぐちゃぐちゃにかき回して自分勝手な設定をしてしまうので本当に使う気が起こらないソフトの王様と云う感じです。昔の一太郎みたいです。

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し
猛き人もついには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ

っていうのは欧米の人には通じないのかな。

FreeBSD 9.1R (7)

とりあえず、新しいFreeBSD 9.1Rでメールの読み書きができるようになりましたが、firefoxやoperaで日本語入力ができません。kinput2がいよいよ駄目か、というわけで、ibus-anthyを入れたのですがそう簡単には動きません。

世間では諸悪の根源UTF-8が幅を利かせていますから,いまだにEUCにしがみついている環境のほうが問題なのかもしれません。

ibus-setupを起動すると、segmentation errorで落ちてしまって設定ができません。どうもLANGがEUCに設定されていると駄目みたいです。ktermはすっぱりあきらめて、xtermを起動して、

setenv LANG
setenv LC_ALL

としてロケールの設定を空っぽにしてから

ibus-setup &

として起動します。InputMethodをAnthyに設定し、キーボードショートカットのenable or disableをShift+spaceにします。この起動用キーの設定はこれはこれまでそういう設定にしていたから、というだけのことで,あまり本質ではありません。

さらに、.cshrcに

setenv XIM ibus
setenv GTK_IM_MODULE ibus
setenv QT_IM_MODULE xim
setenv XMODIFIRES '@im=ibus'
setenv XIM_PROGRAM ibus-daemon
setenv XIM_ARGS "-r --daemonize --xim"

というのを書いておきます。ロケールはja_JP.UTF-8としないとうまくいかないのですが、そうするとこれまでのファイルの取り扱いがわけのわからんことになるのであくまでもロケールはja_JP.eucとしておきます。そのかわり、firefoxやoperaを起動するときだけロケールを変えるように、aliasを設定します。

alias firefox env LANG=ja_JP.UTF-8 XMODIFIRES=@im=ibus firefox
alias opera env LANG=ja_JP.UTF-8 XMODIFIRES=@im=ibus opera

を追加します。

.xsessionはkinput2の設定にかわってibus-daemon -d -xというのを書いておきます。

これで、firefoxを適当なターミナルから起動して、shift+spaceをたたくと日本語が入力できます。結局、wnn7使ってないのがなんか悲しいです。

operaも同様に動作するはずなのですが、なぜか、変換中の日本語の文字が正しく表示されない、という罠にはまってなんだかなぁ、状態です。まぁ、firefoxが動いてるならそれでいいかな、と。

まだ、w3mもemacs-w3mも文字化けするし。utf-8になってから本当にわけわからんです。w3mは,japanese/w3m-imgをportsからインストールしたのに,

w3m -h

とするとなぜかlang=en,...と表示されます。そりゃぁ,日本語が文字化けするわけです。しょうがないので,

cd /usr/ports/japanese/w3m-img/
make deinstall
cd ../../www/w3m
make config

としてinline_image, japanese, m17nにチェックをいれてから

make install

としてインストールします。これでようやく正しく日本語のページを表示できるようになりました。また,これにともなってemacs-w3mもちゃんと日本語が表示されるようになりました。

FreeBSD 9.1R (6)

突然,FreeBSDを6.3から9.1にアップデートしようと考えたおかげで,様々なものが動かなくなっていました。せっかくだからというので,emacsも24にしたらますます罠にはまる感じです。とりあえず,wnn7eggは無理にでも動かすことができましたのでemacsで日本語入力はできるようになりましたが,半角数字を設定するようにits-defrule関数を使うとそんな関数は知らん,とか言って正しく動きません。

emacs24にcolor-mateをインストールしたものの,assocパッケージを呼び出すのはもう時代遅れ,と言われてエラーになってしまいます。color-mateの関連ファイルの中にあるrequire 'assocとかかれた行を全てコメントアウトしても別のエラーで引っかかってしまいます。いよいよ時代遅れになってしまったようでどうにも使えません。

カラーに関してはemacs 24からテーマが使えるようになったようなので,そちらで色を指定するようにしました。メニューバーからoptions -- customize emacs -- custom themesとたどって適当なテーマを選べばそれらしい色になってくれます。結局,wombatというコントラストの低い配色を選んでみました。まぁ,そこらへんはどれだっていいんですけど。

さらに,ktermでkinput2+wnn7で日本語入力しようとすると,[あ]というのは出てくるものの,変換をしてくれないし,ひらがなのままenterキーを押しても反応しない,という罠にはまってしまいまいた。さらに,operaとかfirefoxにximとしてkinput2を指定して日本語入力しようとするとなんか文字が表示されなかったり,わけのわからんことになってしまいます。

これはもう,ktermもkinput2もいよいよ時代遅れか,ということで,端末エミュレータも手当たり次第入れてみることにしました。

x11/{mxvt,rxvt,gnome-terminal}

rxvtはコンパイルするときにKanjiとximを選んでおくと日本語の扱いは平和な気がします。ついでに日本語のインプットメソッドもanthyを使うべく,japanese/ibus-anthyをインストールしてみました。これで,firefoxに日本語入力するための設定が,ここらへんにあるので真似をしてみます。...が,これも素直にはできません。うーむ。

つづく...